【特車】大型車両誘導区間とは?
大型車両誘導区間とは、道路の老朽化対策として、大型車両を指定した区間に誘導する道路のことです。
特殊車両通行許可制度は、道路という国家のインフラを維持・保全するための制度であり、大型車両誘導区間とは、そんな制度の一環をなしています。
本制度を簡単に言えば、「でっかい車は道路の負担大きいから、国が指定する、頑丈な道路通ってねー」という趣旨です。
特車申請において、経路が大型車両誘導区間だけで完結する場合、迅速に審査がされるため、通常の申請と比較してかなり早く許可がおります。
どこが大型車両誘導区間なの?
大型車両誘導区間は、「大型車誘導区間 重さ高さ指定道路 特車許可不要区間の状況」にて確認できます。
例えば、私が住む関東県内を見ると、非常に幅広く大型車両誘導区間が存在することがわかります。

大型車両誘導区間の対応車両

大型車両誘導区間を経路選択するメリット
許可がおりるのが早くなる
冒頭でも書いた通り、大型車両誘導区間は国が管理しているため審査が早いです。
特車申請の許可がおりる期間は平均21日ですが、これが3日程度で許可がおります。
もっとも、これはあくまで経路が大型車両誘導区間だけで完結する場合の話です。
出発地から目的地の間に、他の国道以外の経路が含まれる場合は、従来と同じ審査時間がかかります。
私が知る限り、大型車両誘導区間だけで経路が完結することはあまりありません(だったらメリットでもなんでもないだろ!と言われてしまいそうですが・・・)。
手数料が安い
特車申請は1経路200円の手数料がかかりますが、大型車両誘導区間は1経路の手数料が160円になります。
おわりに
大型車両誘導区間は、我ら国民共有のインフラである道路を保全するための、素晴らしい制度ですが、特車申請する側としては、そこまで大きなメリットがあるわけではないのが実態かと思います。
とはいえ、何かデメリット等があるわけでもないので、今後の区間拡大や、柔軟な制度変更に期待したいところです。
