未収録道路とは何か
オンラインで特車申請をする際に、必ず押さえておかなければいけないのが、未収録道路とその対応についてです。
未収録道路とは?
特車許可申請をオンラインで行う場合、国土交通省のオンライン申請システムを使います。
このオンラインシステムでは、道路情報便覧に収録している道路を使い、経路作成を行います。
未収録道路というのは、この道路情報便覧に収録されていない道路のことを指します。
(あるいは、未収録路線といいます)
そして、道路情報便覧に収録されているのが収録道路です。
実は道路情報便覧には、国内全ての道路が収録されているわけではなく、平成29年時点で高速自動車国道と一般国道は100%収録されているものの、都道府県道は84%、市町村道はわずか40%しか収録されていません。
特車申請の際に未収録道路が含まれていると、個別審査となり、許可が降りる期間が伸びてしまうというデメリットがあります。
経路に未収録道路が含まれる場合の対応方法
経路に未収録道路が含まれる場合、経路自動探索等で経路作成できないため、手動で入力し、別途必要情報等を入力していく必要があります。
以下、必要な情報です。
・未収録道路の路線名称
・未収録道路の交差点番号
未収録道路の路線名称情報は、一部の自治体では道路名がインターネット上で公開されていたりますが、そうじゃない場合は、電話またはFAXで未収録道路の路線名称を聞きます。
国土交通省が作成した以下リストから道路管理者を特定し、未収録道路の名称を確認してください。

路線名称が判明したら、地図上に路線名称を入力していきます。

「未収録路線」や「不明」と表示されていても経路の作成自体は可能なので、このまま申請してしまうと、差し戻しになってしまいますので、必ず入力をするようにしてください。
付近図の添付
未収録道路にぶち当たった場合、付近図の添付も必要になります。

上記の例のように、路線名と10桁の交差点番号を書き込みます。
前述したとおり、路線名は電話・FAX・ネット上の情報で確認します。
電話で役所に確認する場合、担当者が間違う可能性もあるので、一番確実なのはFAX。
該当路線にマーカーを引きFAXで送り、確認してもらうと遺漏がありません。
付近図の添付がないと、道路の確認に時間がかかり審査が長期化、あるいは差し戻しになる可能性があるので、必ず付近図の添付をするようにしてください。
付近図の作成方法に明確な決まりはありません。コピーした地図に手書きで路線名を書き込むでもOKです。道路管理者が場所を特定できるかどうかがキモなので、方法は問わないのです。
収録道路だけで経路作成できるか
国道は100%道路情報便覧に収録されているので、国道だけを通行するなら可能でしょう。
ですが、実際問題国道だけで経路が完結することはまずなく、体感的に7~8割が未収録道路を含む経路作成となってしまいます。
まとめ
・未収録道路は、道路情報便覧に収録されていない道路のこと
・未収録道路の路線名称を調べないと経路作成が不可
・収録道路だけで経路作成は現実的じゃない
【参考にした資料】
・https://www.tokusya.ktr.mlit.go.jp/oldPR/download/volume1_simpleOnlineManual_Ver202203.pdf
・https://www.tokusya.ktr.mlit.go.jp/PR/road_history_map/index.html
